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■ 京都12009.12.14

「美をめぐる旅」に行ってきました。
写真は西陣織会館にある「悠」先生のアトリエです。
先生は60ん歳にはとても見えない若々しいパワフルな先生で、草木染などではなく、「色」にこだわった素晴らしいお仕事をしている作家です。作品を見せていただきましたが、本当に「色」にこだわっていらっしゃって、敬服!!の一言とため息・・・。
先生の言葉に「何着も持たなくていいんです。自分に似合う着物を1枚お持ちなさい。そして、それを沢山着るのです。そうすれば、その着物に自分の見の丈があってくるのです。」感動の言葉でした。私たちが皆さんにお伝えしたいことすべてが網羅された言葉です。確かに、自分の似合う色と好きな色やイメージは多少違うことがあります。ですが、自分に本当に似合うものを身に付けているとその「身の丈・・・イメージと内面が一致し自分を解放することが可能なのだと思っています。」「ぼくは、パーソナルカラーなんて知らないよ!」先生はさらりと言ってのけられました。しかし、先生の選ぶ色は本当にその方のイメージを引き出すものです。長年の勘と経験によるものだと思います。1つの色を出すのに、その近くの色(隣の色・・・本当に少しの違いしかありません)との間に10段階の色を作って作業するそうです。!!スゴイ!!です。私も将来、私に似合った「一枚」を探していただけたら幸せだなぁと思いました。