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■ きびしい夏デシタネー「秋」2014. 9.24

先日、山形の月山に登山に行ってきました。
登山と言っても、初心者で、体力無し、自信なし。
つらいのになぜ行くのか?と自分に問うてみたのですが、大自然の中に入ると、自分がいかにちっぽけな動物に過ぎないのかを肌で感じ、普段の所業を反省して「無」になるわけです。自分の中のおごりみたいなものを捨てに行くのかな。その中で気が付いたのは、つくづく「色」バカだなぁ、ということでした。自然の中にいて、見ているのは、「色」なんですね。今回目についたのは、りんどうなんですけれども、陽があたるのか、水はけはよいのか、風通しはどうなのか・・・で、色が違うのです。明るい紫(ラベンダー色)の群もあれば、濃い紫(江戸紫)などの群もある。みんな、違うんです。あたりまえなんですけど。グリーンでもいろいろがグリーンがあり、どの配色がきれいかしら・・・。なんて、考えながら歩いて、そんな自分にまたびっくり。ああ、こんなんだもの、やはりこれからも、もっともっと学んでいかなくてはね!なんて、宿題までいただくのです。
また、アウターなんかも、私のは、意外と落ち着いた色なんですけど、「赤」とかいいですねー。かっこいいです。年配の方もおしゃれでしたね。ぱっと見たところ、30代の方?と思ったら、60代だったり。背筋がシャンとしているので、老いを感じません。今、全身筋肉痛ですけど、それだけ、全身の筋肉を使わないと、アップダウンに耐えられないということです。70才を過ぎている女性のひとり登山の方もいらっしゃいました。スゴイです。30代のママが小学生の男の子とふたりで登っていました。勿論、軽々です。素敵な子育てですね。いろいろな方に出会い、人にも元気をもらいました。